中学受験で家庭教師を使うなら|始め方・塾との併用・費用の考え方

中学受験で家庭教師を使う時の始め方と費用の考え方を解説する記事のアイキャッチ

当サイトは東大家庭教師友の会(運営: 株式会社トモノカイ)の公式サイトの公開情報をもとに編集部が独自に執筆しています。料金・コース・サポート内容は改定されることがあるため、最新の情報は公式サイトで確認してください。記事内には広告を含みます。

塾の宿題が回らない、算数の成績が上がらない。中学受験の途中で、家庭教師を考え始める方は多いですよね。

結論から言うと、中学受験の家庭教師は「塾の代わり」より「塾で足りない所を埋める役」として使うと効果が出やすいです。何を任せたいかを先に決めておくと、先生選びも費用の見積もりもぐっと楽になります。

この記事を読むと、家庭教師をつけるべきかの判断と、始める時期、選び方、費用の考え方がひと通り分かります。

目次

中学受験に家庭教師は必要?つけた方がいい家庭の目安

最初に気になるのは『そもそも、うちに家庭教師は必要なの?』という点ですよね。

中学受験は、塾だけで乗り切る家庭もたくさんあります。家庭教師は全員に必要なものではありません。ただ、次のような状況が続いているなら、一度考えてみる価値があります。

家庭教師を考えたいサイン
  • 塾の宿題が毎週終わらず、復習まで手が回らない
  • 塾の授業で分からなかった所を、質問できないまま次に進んでいる
  • 算数など特定の科目だけ、成績が大きく下がっている
  • 親が教えると、子どもとけんかになってしまう
  • 志望校の過去問で、何を直せばいいか分からない
  • 習い事や家の事情で、塾の時間や場所に合わせにくい

当てはまる項目が多いほど、マンツーマンの助けが合いやすい状態です。

特に多いのが、親が教える限界を感じた時です。高学年の算数は、大人でもすぐには解けない問題が増えますよね。親子で感情的になって時間ばかりかかる、という悩みはとてもよく聞きます。

反対に、塾の授業も宿題も回っていて、成績も安定しているなら、無理に足す必要はありません。費用も時間も増えるので、まずは今の勉強のどこに困っているかを見てみてください。

塾だけ・家庭教師だけ・併用はどう違う?

中学受験の勉強のしかたは、大きく分けると「集団塾だけ」「個別指導だけ」「集団塾と個別指導の併用」の3つです。それぞれの特徴を形ごとに比べてみましょう。

形向いていること気をつけたいこと
集団塾カリキュラムに沿って全範囲を進める。模試やクラス分けで立ち位置が分かる授業のペースは全体に合わせる。質問の時間は限られる
個別指導塾教室で先生に個別に教わる。塾の復習や苦手科目に使いやすい先生1人で複数の生徒を見る形もある。通う時間がかかる
家庭教師(センター経由)1対1で、その子の弱点だけに時間を使える。先生の交代や相談を運営が仲介する入会金や管理費など、指導料以外の費用がかかる場合がある
オンライン家庭教師住んでいる場所に関係なく先生を選べる。移動がないパソコンや回線が必要。小さい子は画面に集中しにくいこともある
個人契約の家庭教師先生と直接やりとりでき、費用の仕組みがシンプルになりやすい先生探しや契約、トラブル時の対応を自分でする

中学受験では、集団塾をメインにして、家庭教師で穴を埋める使い方が多いです。塾で全体を進め、家庭教師で「分からなかった所」と「やり方」を直す、という役割分担ですね。

家庭教師だけで受験に向かうことも、できなくはありません。ただ、範囲の全部を1対1で進めると、時間も費用もかさみます。家庭教師だけにするなら、学習計画まで一緒に立ててくれる先生かどうかが大事になります。

個人契約とセンター経由の違いは、家庭教師の個人契約とセンター経由の違いで詳しく比べています。

始める時期はいつ?学年ごとの使い方

『家庭教師って、いつから始めるのがいいの?』と迷いますよね。結論から言うと、決まった正解の時期はありません。困りごとが出てきた時が始め時です。

とはいえ、学年ごとに使い方の傾向はあります。

低学年(小1〜小3): 勉強の習慣と土台づくり

この時期は、受験対策というより、机に向かう習慣と計算力・読解力の土台づくりが中心です。週1回など、無理のないペースで始める家庭が多いです。

先生と話すのが楽しい、という体験そのものが、勉強への前向きな気持ちにつながることもあります。

中学年〜高学年前半(小4〜小5): 塾のフォロー

塾の内容が一気に難しくなるのがこの時期です。塾の宿題の進め方や、授業で分からなかった所の質問役として、家庭教師を使う家庭が増えてきます。

ここで苦手を放置すると、小6になってから取り戻すのが大変になります。『なんだか算数が怪しいな』と感じたら、早めに手を打っておきましょう。

受験学年(小6): 志望校対策と過去問

小6になると、志望校の過去問対策や、苦手単元のしぼり込みが中心になります。過去問の答え合わせをしても、解説を読んだだけでは理解しきれないことがありますよね。そこを1対1で直せるのが家庭教師の強みです。

直前期は、入試の時間配分や、精神面のサポートも大事になってきます。受験を経験した先生だと、このあたりの相談もしやすいです。

中学受験で家庭教師を使う時の学年ごとの役割を示した図解

塾と併用する時、家庭教師に何を任せる?

併用でいちばん大事なのは、家庭教師に任せることをはっきりさせることです。ここがあいまいだと、宿題が増えるだけで子どもが疲れてしまうこともあります。

よく言われるのは、心配だからとあれもこれも足していくと、かえって成績が伸び悩むケースがあるということです。家庭教師は「今いちばん困っている所」に絞って使ってみてください。

併用で任せやすいこと

  • 塾の授業で分からなかった所の質問と解説
  • 塾の宿題の進め方と、優先順位の整理
  • 塾のテストや模試の直し
  • 苦手単元のやり直し(算数の図形、国語の記述など)
  • 志望校の過去問の解き直しと、時間配分の練習
  • 1週間の学習スケジュールの見直し

SAPIXなど大手塾に通っている場合は、その塾の教材やカリキュラムを知っている先生だと話が早いです。テキストの構成や宿題の量の感覚を分かっている先生なら、何から手をつけるかの判断もしやすくなります。

家庭教師に伝えておきたいこと

併用を始める時は、塾の情報を先生と共有しておくと、授業の無駄がぐっと減ります。最初の授業の前に、次のようなものを用意しておくと話が早いです。

  • 塾のクラスや、最近のテスト・模試の結果
  • 塾の時間割と、毎週の宿題の量
  • 志望校(決まっていなければ候補)
  • 子どもが苦手だと感じている単元

『こんなことまで伝えていいの?』と遠慮する必要はありません。情報が多いほど、先生も優先順位をつけやすくなります。

1回の時間と回数の目安

東大家庭教師友の会の公式コラムでは、中学受験の場合、最初は全科目を見てもらい、範囲が一通り終わったら苦手科目に絞るのが一般的だとしています。全科目を見る時は、週2回以上になることも珍しくないそうです。

一方で、塾に通っている場合は、家庭教師を週1〜2回にして塾とのバランスをとることも大切だと書かれています。小学生は集中力が切れやすいので、1科目あたり60〜90分が目安とされています。

中学受験の家庭教師の選び方|確認したいポイント

中学受験の家庭教師選びで迷うのは『学歴が高ければいいの?』という点ですよね。実は、学歴だけで決めるのはおすすめしません。

教える力と、お子さんとの相性はまた別です。次のポイントを順に確認してみてください。

中学受験の家庭教師選びで確認すること
  • 先生自身に中学受験の経験があるかを確認する
  • 通っている塾の生徒を教えた経験があるかを聞く
  • 志望校や、志望校に近い学校の出身かを確認する
  • 入会前に、実際に担当する先生の体験授業を受けられるかを確認する
  • 先生が合わない時に、交代できるか、交代費がかかるかを聞く
  • 指導料以外にかかる費用(入会金・教材費・交通費・管理費)を確認する
  • 授業の報告や、運営への相談の窓口があるかを確認する

特に大事なのが、体験授業です。お金を払う前に、本番と同じ先生の授業を受けられるかどうかは、事前に確かめておきましょう。

体験で見るのは、説明の分かりやすさだけではありません。子どもが質問しやすそうか、答えだけでなく考え方を教えているか、といった所もよく見てみてください。

先生選びの全体の考え方は、東大生・難関大生の家庭教師の選び方でもまとめています。

中学受験の家庭教師の費用はどう考える?

『家庭教師って、結局いくらかかるの?』という疑問は外せませんよね。家庭教師の費用は、センターや先生、学年、コースによって大きく変わります。ここでは金額より、費用の中身を見ておきましょう。

費用の内訳

費用中身確認したいこと
指導料1時間あたりの単価×受けた時間学年やコース、先生のランクで単価が変わるか
入会金最初に一度払う費用きょうだいや再入会の時にかかるか
教材費指定の教材を買う場合の費用手持ちの教材や塾のテキストを使えるか
交通費対面の場合の先生の交通費実費か定額か。オンラインならかからないか
管理費・サポート費運営やサポートの費用毎月かかるか、何に使われるか

月々の費用は「単価×月の時間」でほぼ決まります。例えば週1回90分なら月6時間前後、週2回90分なら月12時間前後です。回数を増やせば、その分だけ費用も増えます。

中学受験のコースでは、受験学年の小6になると単価が上がる仕組みのセンターもあります。小5の時の金額のまま計画を立てないよう、学年が上がった時の料金も確認しておきましょう。

費用を抑えたい時の考え方

  • 全科目ではなく、苦手科目だけに絞る
  • 塾の復習は自分で、分からない所だけを家庭教師に聞く
  • 長期休みやテスト前だけ回数を増やす
  • 交通費のかからないオンラインも検討する

家庭教師の料金相場や内訳の考え方は、家庭教師の料金相場と内訳で詳しく紹介しています。

中学受験の家庭教師について、よく見かける声の傾向

口コミサイトや保護者向けの記事、質問サイトでよく見かける声は、いくつかの傾向にまとまります。ここでは引用はせず、傾向だけ整理しておきますね。

つけてよかったという声
  • 親が教えるとけんかになっていたのが、先生に任せて落ち着いた
  • 塾で分からなかった所を、その場で質問できるようになった
  • 過去問の直しや、志望校に合わせた対策がしやすくなった
気をつけたいという声
  • 心配から塾や個別指導を足しすぎて、子どもが疲れてしまった
  • 先生との相性が合わず、途中で替えることになった
  • 回数を増やすうちに、思った以上に費用がかさんだ

よかった声に多いのは、目的を絞って使ったケースです。反対に、目的があいまいなまま増やしたケースでは、負担ばかり大きくなったという声が目立ちます。

つまり、家庭教師に何を任せるかを先に決めることが、いちばんの失敗対策なんです。

具体例として東大家庭教師友の会の場合

ここからは、中学受験のコースがある家庭教師センターの具体例として、東大家庭教師友の会の中学受験コースを紹介します。運営は株式会社トモノカイです。

公式サイトによると、先生は現役の東大生・難関大生と、難関大出身のプロ教師です。先生の条件として、出身校や出身塾、中学受験の経験、文系・理系、性格などを細かく指定して探せると案内されています。サービス全体の特徴は東大家庭教師友の会とは?特徴と対応エリアで紹介しています。

中学受験に関わるコースと1時間あたりの料金(対面・税込)

コース・学年スタンダード難関中学出身プレミアムプロトッププロ
中学受験(小1〜小5)4,510円5,060円6,270円8,800円11,000円
中学受験(小6)5,060円5,610円6,270円8,800円11,000円
塾対策(小1〜小6)6,600円なし7,150円なしなし

プロとトッププロの単価は、中学受験プロコースの記載です。塾対策のコースは、SAPIX・日能研・早稲田アカデミー・四谷大塚・浜学園・希学園・馬渕教室の生徒を指導した経験のある先生を紹介するコースとして、公式の小学生料金ページに載っています。

料金は2026年10月時点の公式サイトの記載です。小5から小6に進級したあとも指導が続く場合は、小6の料金が適用されると書かれています。改定されることもあるので、最新の金額は公式サイトで確かめてください。

月額の計算例

月々の料金は「コース料金×受講時間(15分単位)+学習サポート費 月3,300円(税込)」です。対面の場合は、先生の交通費(定期区間外の往復の実費)が加わります。

計算例1: 小5・中学受験コース・スタンダード教師(対面)

1時間4,510円×月6時間(90分を月4回)=27,060円。学習サポート費3,300円を足して、月30,360円(税込)。これに先生の交通費が加わります。

計算例2: 小6・SAPIX生指導経験者コース・スタンダード教師(対面)

1時間6,600円×月12時間(90分を月8回)=79,200円。学習サポート費3,300円を足して、月82,500円(税込)。これに先生の交通費が加わります。

どちらも公式の料金をもとにした編集部の計算例で、実際の請求は受けた時間で変わります。入会時には入会金22,000円(税込・一世帯あたり)がかかります。

オンラインの中学受験コースも、小6のスタンダードが1時間5,060円など、同じ単価で料金ページに載っています。オンラインなら交通費はかかりません。詳しくはオンライン東大家庭教師友の会の特徴と料金で紹介しています。

東大家庭教師友の会の中学受験コースの月額料金の計算のしかたを示した図解

体験授業と指導エリア

体験授業は、一世帯あたり先生1人目まで無料です。体験を担当するのは、入会後もそのまま教える先生本人だと公式サイトに書かれています。2人目からは1人につき2,420円(税込)です。

対面で指導できるのは、東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県・京都府・大阪府・兵庫県・愛知県と公式に記載されています。それ以外の地域はオンラインで受けられます。

公式のよくある質問では、平均の指導時間は生徒の1週間の総学習時間の8%ほどで、塾やほかのサービスと併用している生徒の方が多いとしています。家庭教師の時間以外の自習が大事だという案内です。

先生との相性は、実際に授業を受けてみないと分かりません。気になったら、まずは無料の体験授業で、お子さんとの相性を確かめてみるのが早いです。

東大家庭教師友の会

まずは無料の体験授業で相性と勉強のやり方を確かめる

家庭教師が合うかどうかは、先生との相性と勉強の進め方で決まります。東大家庭教師友の会では、実際に担当する教師の体験授業を1人目まで無料で受けられ、入会するかどうかは体験のあとに決められます。対面とオンラインのどちらも相談できます。

無料体験東大家庭教師友の会の無料体験を見てみる

(東大家庭教師友の会の公式サイトに移動します)

よくある質問

中学受験の家庭教師は何年生から始めるのがいいですか?

決まった時期はありません。塾の内容が難しくなる小4〜小5で、宿題や復習のフォローとして始める家庭が多いです。小6からでも、過去問対策や苦手単元にしぼって使うことができます。

塾と家庭教師の併用は、子どもの負担になりませんか?

任せることを絞れば、負担を抑えられます。塾の宿題の優先順位をつけてもらうなど、勉強量を増やすより整理する使い方がおすすめです。

中学受験の家庭教師は、学生とプロのどちらがいいですか?

学生の先生は、受験を経験したばかりで年齢が近く、勉強のやり方を相談しやすいのが特徴です。プロの先生は指導経験が長い分、単価が高めになることが多いです。目的と予算で選び、体験授業で確かめてみてください。

東大家庭教師友の会でSAPIXの宿題を見てもらえますか?

公式サイトには、SAPIX生への指導経験がある先生を紹介する「SAPIX生指導経験者コース」が載っています。対面の場合、1時間あたりスタンダード教師6,600円、プレミアム教師7,150円(税込・2026年10月時点)です。

家庭教師の先生は、どのくらいで決まりますか?

センターによって違います。具体例の東大家庭教師友の会では、先生を紹介するまで最短で1週間ほどかかると公式サイトに書かれています。受験直前で急ぐ場合は、申し込みの時に相談してみてください。

まとめ

この記事の要点
  • 中学受験の家庭教師は、塾の代わりより「塾で足りない所を埋める役」として使うと効果が出やすい
  • 宿題が回らない、質問できない、親が教えるとけんかになる、が続くなら検討のサイン
  • 始める時期に正解はなく、困りごとが出た時が始め時。小4〜小5の塾フォローで始める家庭が多い
  • 選ぶ時は中学受験の経験、塾の指導経験、体験授業、交代のしやすさ、費用の内訳を確認する
  • 費用は「単価×月の時間」でほぼ決まる。小6で単価が上がる仕組みもあるので要確認
  • 具体例の東大家庭教師友の会では、小5の中学受験コース・スタンダードで月6時間なら月30,360円+交通費(計算例)
難関大生の家庭教師

難関大生の家庭教師 編集部

東大生・難関大生の家庭教師の選び方や料金の考え方と、東大家庭教師友の会の料金・体験授業・オンライン指導を、公式情報をもとに整理している案内サイトです。 公式サイト

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次